スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ウスール・カタコフティKatakofti(=ミュセンメン)について

トルコの音楽レーベル・カラン(Kalan Müzik)(http://www.kalan.com/)の英語サイトで「Katakofti」で検索すると以下のページが出た。
http://www.kalan.com/english/scripts/album/dispalbum.asp?id=3464

「The Amsterdam Klezmer Band & The Galata Gypsy Band(アムステルダム・クレツマー・バンド&ガラタ・ジプシー・バンド)」というバンドのCD「Katakofti」についてのページ。
そのCDの1曲目がKatakoftiと言う曲で、そのトラックの説明によると

Track info:
Katakofti is another name for on 8/8 time, divided into 3+2+3, which is called Müsemmen in Turkish classical music, The world Katakofti is related fo both Greek and Roma and is a compound of the words 'khat' (melody) and 'kofti' (contrary, adverse). Gypsy musicians use the term to refer to compositions which have a rhythm or melody against the grain. The makam (mode) of this song is the classical makam Zirgüleli Suzinak, but the compositlon, originally a sirto dance tune from the folk music of Thrace, is usually called Çargah Sirto by non-Gypsies. Unlike most sirto's, which are named after their makam, this one is named affer its dominant tone, Çargah. Gypsy musicians also use the name Katakofti far this particular tune Kafakofti's exuberant groove invites improvisation.

ということらしい。

トルコ語文章版。

Katakofti
Katakofti Türk klasik müziğinde Müsemmen olarak adlandırılan 3+2+3 şeklinde bölünmüş 8/8 süreye verilen bir başka isimdir. Katakofti sözcüğü hem Yunan hem de Roman kökenlidir ve 'khat' (melodi) ve 'kofti' (zıt, ters) kelimelerinden oluşmaktadır. Çingene müzisyenler bu terimi parçaya zıt ritim veya melodileri olan besteler için kullanmaktadırlar.

Bu şarkının makamı klasik Zirgülelî Suzinak makamıdır, ancak bestesi aslında Trakya folk müziğinden oluşan bir sirto dans ezgisi olup Çingene kökenli olmayanlar bu müziği Çargah Sirto olarak adlandırırlar. Genellikle makamlarına göre adlandırılan çoğu sirtonun aksine bu dominant olan tona göre Çargah olarak adlandırılmıştır. Çingene müzisyenler bu özel ezgi için aynı zamanda Katakofti adını da kullanmaktadırlar. Katakofti'nin coşkulu nağmeleri doğaçlamaya çok uygundur.

英語の仮訳(適当なので注意)

カタコフティKatakoftiは8/8拍子の別の名前で、3+2+3に分けられ、それはトルコ古典音楽ではミュセンメンMüsemmenと呼ばれ、カタコフティKatakoftiの語はギリシア語とロマ語双方に関連しており(訳注※1)、そしてそれは語「カトkhat(旋律、メロディー)」と「コフティkofti(正反対の、逆の)」から構成される。ジプシーの音楽家はリズムあるいはメロディを木目に逆らって(訳注※2)持つ作品に言及するためにその語を使う。この歌のマカームmakam(旋法)は古典的なマカーム、ツィルギュレリ・スジナクZirgüleli Suzinakであるが、もともとはトラキア地方(訳注:バルカン半島南東地域)の民俗音楽からのスィルトsirto舞踊曲であるこの作品は、非ジプシーによって通常チャルガフ・シルトÇargah Sirtoと呼ばれる。マカームにちなんで名づけられる大抵のシルトと違い、この曲はその主要な音、チャルガフÇargahにちなんで(訳注※3)名づけられている。ジプシーの音楽家はまた、即興の誘因になる、この、他ならぬ旋律カタコフティKafakoftiの熱狂的なグルーブのために(※4)名前カタコフティKatakoftiを使う。

訳注※1 related foはrelated forのつづり間違い?
訳注※2 against the grainの意味がよく分からない。「木目に逆らって」と訳しておいた。
訳注※3 is named afferはis named afterのつづり間違い?
訳注※4 farの意味が良く分からない。

--------------------------------------------------------------------------

分析。

この文章ではカタコフティはギリシア語とロマ語に関連するとのことだが、マカーム・ワールドhttp://www.maqamworld.com/index.html

Kata Kufti means Rice and Meat in Persian.

では、ペルシア語で米と肉の意味とのことだった。

マカームにちなんで名づけられる大抵のシルトと違い、この曲はその主要な音、Çargahにちなんで名づけられている。」というのは良くわかった。楽譜は4種類ほど手に入れることが出来るが、たしかにこの曲のメロディーは、トルコ古典音楽の音名のÇargahのあたりを巡っている旋律だ。旋律において優勢な音がÇargahだ。
実際のマカームはZirgüleli Suzinakという。

Neyzen.comには2010年1月現在Zîrgûleli Sûz-Nâkのマカームの曲の楽譜はひとつも見つからない。

http://www.notahavuzu.com/でマカーム「Zirgüleli」で検索してみたところ、以下の2曲が見つかった。

Görünmez bir güneş oldum seherlerden silindim ben
Form:Şarkı, Makam:Sûznâk(Zirgüleli),
Bestekâr:Erdinç Çelikkol, Güftekâr:Turgut Çelik, Usûl:Curcuna
TRT Repertuar No:5376

→http://www.notahavuzu.com/には楽譜はないがhttp://notaarsivleri.com/index.htmlにはあった。TÜRK SANAT MÜZİĞİのSUZ'NAKのところで見つけた。楽譜によればこのシャルクは単なるスジナクのシャルクになってる。

İçimdeki özlemin hiç bir şeyle dolmuyor
Form:Şarkı, Makam:Sûznâk (Zirgüleli),
Bestekâr:Basri Gümra, Güftekâr:Basri Gümra, Usûl:Sofyan
TRT Repertuar No:19914

→http://www.notahavuzu.com/には楽譜はないがhttp://notaarsivleri.com/index.htmlにはあった。TÜRK SANAT MÜZİĞİのSUZ'NAKのところで見つけた。楽譜ではジルギュレリ・スージナークになっている。

この2曲は
「ソ ラ♭↑ シ↓ ド レ ミ♭↑ ファ♯↓ ソ」の音階だった。↑は音の高さをちょっと上げる、↓は音の高さをちょっと下げるの意。
音程間のkoma値は5-12-5-9-5-12-5。

OttomanMusic(Makam,Usul,形式,作曲家別のページ)
http://www.adamgood.com/turkish_nota/map.php
で探すと

Makam Zîrgûleli Sûznâk
Forms Nakis Yürük Semâî
Usul Yürük semâî
Composers Dede Efendi 1778-1846
という曲がある模様。ただし楽譜はみつからず。

改定履歴
2011/01/24
ミュゼッメン→ミュセンメン、シルト→スィルトに変更

関連記事
ウスール
http://minzokuongaku822.blog122.fc2.com/blog-entry-4.html

Turkish Music Portalの理論のページのUsulの部分の一部訳
http://minzokuongaku822.blog122.fc2.com/blog-entry-16.html

小さいウスールと大きいウスール
http://minzokuongaku822.blog122.fc2.com/blog-entry-18.html

珍しいウスール、イキズ・アクサク(12/8拍子)
http://minzokuongaku822.blog122.fc2.com/blog-entry-25.html

ウスール、イキズ・アクサク(12/8拍子)について_その2
http://minzokuongaku822.blog122.fc2.com/blog-entry-26.html

音楽用語ウスールはアラビア語アスルから
http://minzokuongaku822.blog122.fc2.com/blog-entry-92.html

ウスールusulの表記
http://minzokuongaku822.blog122.fc2.com/blog-entry-146.html
スポンサーサイト

テーマ : 民族音楽
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム Search
プロフィール

白いりんご

Author:白いりんご
民族音楽に関するメモ。情報の信頼性は低いので注意。
検索エンジン経由で来られた方へ。
目当ての記事が見つからない場合、記事を移動している可能性があります。右上のブログ内検索を御利用下さい。

最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ Category
RSSリンクの表示
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。