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Şerîf Muhiddîn TARGAN (1892-1967)

http://www.turkmusikisi.com/bestekarlar/smt.html
より。
件の人物の顔写真あり。

Büyük Türk ud virtuozu Şerîf Muhiddîn Targan 1892 yılında İstanbul'da dünyaya geldi.
偉大なトルコのウードのヴィルトゥオーソ、シェリーフ・ムヒッディーン・タルガンは1892年にイスタンブルで生まれた?

Babası son Mekke Emiri Şerîf Ali Haydar Paşa'dır.
彼の父はメッカのエミール、シェリーフ・アリ・ハイダル・パシャ?

Mûsikî eğitimine Zekai-zâde Ahmet Irsoy'dan makam ve usul dersleri alarak, Ali Rıfat Çağatay'dan Türk Mûsikîsi klasik eserlerini meşk ederek devam etmiş, ve kendi gayretleri ile de üstadları tarafından dâhî olarak nitelendirilmiştir.

ゼカイザーデ・アフメト・ウルソイにマカムとウスルを学んだ?
アリ・ルファト・チャアタイにトルコ音楽を学んだ?

Üstad , 1924 yılında Amerika'ya gitmiştir.
1924年にアメリカに行った?

1936 yılında Irak hükümetinin daveti üzerine Bağdat'da şark ve garp mûsikîsini ihtiva eden konservatuarı kurdu.
1936年にイラクのバグダードに行った?

関連記事
ウード奏者シェリフ・モヒエッディン
http://minzokuongaku822.blog122.fc2.com/blog-entry-82.html

Şerîf Ali Haydar Paşa
http://minzokuongaku822.blog122.fc2.com/blog-entry-125.html
Şerîf Ali Haydar PaşaはŞerîf Muhiddîn TARGAN (1892-1967)の父
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テーマ : 民族音楽
ジャンル : 音楽

アラブ音楽の楽譜を見ることが出来るサイト

アラブ音楽の楽譜を見ることが出来るサイト。

http://www.alsiadi.com/index.html
→アラブ古典音楽は西アラブ古典音楽(マグリブのもの)と東アラブ古典音楽(マシュリク)のものに大別されるが、ここは東アラブ古典音楽(マシュリク)のものを紹介。
東アラブ古典音楽が伝えられている街は、エジプトのカイロ、シリアのダマスカス、シリアのアレッポ、イラクのバグダードなどがあるが、ここではアレッポのものを紹介している模様。


楽譜のページ。
http://www.alsiadi.com/musicscores.htm

SibeliusのScorchのプラグインをブラウザに組み込まないといけないのが難点。

例えば有名な曲ラマ・バダ・ヤタサンナLamma Bada Yatathanna(俗に10/8拍子と言われるサマーイー・サキールのイーカーアートの曲)のページは
http://www.alsiadi.com/Muwashah_Lamma_Bada_Yatathanna1.htm

楽譜とはあまり関係がなくなってしまうがここのサイトはイーカーアート(イーカーア、イーカーウ、リズム周期)のページが面白い。
http://www.alsiadi.com/Arabic_Rhythms.html
大量のイーカーアートを集めて楽譜(五線譜)で説明している。
たぶんトルコとか他の地域のリズム周期も混ざってる。
Awfar Mawlawi 9/4はトルコのコンヤに本拠地を置くメヴレヴィー教団で使ってるリズム周期のように思える(トルコではEvferと言っているもの)

テーマ : 民族音楽
ジャンル : 音楽

イスラム音楽

イスラム音楽について考えてみるメモ。

・イスラムよりイスラームが良い
→イスラーム音楽

イスラーム音楽の意味が良く分らない。
→イスラームの語は、全知全能のただ一つの神(アラビア語でアッラー)に絶対的に帰依する事、唯一神に完全・完璧に服従すること、またその状態を意味する、とのことなので帰依音楽、服従音楽?→意味が良く分らない
→「全知全能のただ一つの神(アラビア語でアッラー)に絶対的に帰依する事、唯一神に完全・完璧に服従すること、またその状態」がイスラム教のことだそうなので、他宗教で言えばキリスト教音楽、ユダヤ教音楽
→宗教儀式に関連する音楽?

儀式の実践の中で音楽的な要素は存在

小林麻李亜「声が運ぶ聖典クルアーン」(アラブの音文化 グローバルコミュニケーションへのいざない、スタイルノート、2010年、所収)によればクルアーンの朗誦は異教徒には歌に聞こえるが、これは歌では無い、とされるとのこと
→何故歌でないのか→クルアーンが詩ではないためとのこと。詩に旋律を付けているものが歌。クルアーンは詩ではないので、旋律がついていても歌にはならない、とのこと。ちょっと強引な議論のような気もする。

クルアーンが詩で無いのはクルアーン自体に記載。

クルアーンの朗誦、特にエジプト流の朗誦は(サウジアラビアのものと比べると)メロディーが豊かで音楽的。
→インドネシアはサウジアラビア流の朗誦をしていたが、クルアーンの朗誦の国際大会で勝つため?にエジプト流の朗誦を取り入れ、その結果?優勝するようになっている。
→インドネシアではクルアーンの朗誦の旋律にラグ(インドネシア語で旋律、歌の意)の語を使うこともある

アザーンにも音楽的なもの有り

トルコ人の音楽家ジヌチェン・タンルルコルCinuçen Tanrıkorurがオスマン帝国時代の音楽について書いた文章THE OTTOMAN MUSIC(翻訳:Dr. Savaş Ş. Barkçin)の説明の中に宗教音楽の形式について述べている部分があってそれによれば、
http://www.turkmusikisi.com/osmanli_musikisi/the_ottoman_music.htm
http://www.turkmusikisi.comのサイトの中の一コンテンツ)

I. 宗教音楽の形式

A. モスクの音楽 (声のみによって演じられる)
a) 非リズム的: ミュナジャト, エザン, カアメト, サラトゥ・セラム, テクビール, メルシイェ
b) リズム的: ジュムフル、テヴシーフ、テスビーフのようなイラーヒー (聖歌、礼拝の歌、[神への]賛歌)

B. テッケ (スーフィーの修道場) 音楽 (楽器を伴うかもしれない)
a) 非リズム的: ナアティ・ペイガムベリ (預言者をたたえる詩) とドゥラク
b) リズム的: アイーニ・シェリフ (メヴレヴィー教団における),アイニ・ジェムとネフェス (ベクタシー教団における) とジクル・イラーヒー (もしその歌詞がアラビア語であるならばシュグル[※]と呼ばれる)

※訳注 英語版のşuglからシュグルとしたがトルコ語版のつづりはŞuğlでgでは無くユムシャクゲーなので「シュウル」のほうがよいかも。

C. モスクとテッケ両方で演じられる宗教的な形式
a) 非リズム的: コーランとメヴリディ・シェリフの朗誦
b) リズム的: すべてのイラーヒー
c) 部分的にリズムがあり(有拍)、部分的に無拍: ミラジッイェ

I. Forms of Religious Music

A. Mosque music (performed only by voice)
a) Non-rythmic: Münacat, Ezan, Kaamet, Salat-u Selam, Tekbîr, Mersiye
b) Rythmic: İlahis (devotional songs) like Cumhur, Tevşîh and Tesbîh

B. Tekke (Sufi convent) music (may be accompanied by instruments)
a) Non-rythmic: Na't-i Peygamberi (poems praising the Prophet) and Durak
b) Rythmic: Ayîn-i Şerif (in the Mevlevî order),Ayn-i Cem and Nefes (in the Bektaşî order) and Zikr İlahis (called şugl if the lyrics are in Arabic)

C. Religious forms performed both in mosques and tekkes
a) Non-rythmic: Recitations of Koran and Mevlid-i Şerif
b) Rythmic: All ilahis
c) Partly rythmic, partly non-rythmic: Miraciyye


日本語訳は英語の文章からだが、念のためジヌチェン・タンルルコルのトルコ語の原文↓
http://www.turkmusikisi.com/osmanli_musikisi/osmanli_musikisi.htm

I. Dinî Mûsikî Formları

A. Cami mûsikîsi (özelliği yalnız sesle icra edilmesidir)
a) Usulsüz okunanlar:Münacat, Ezan, Kaamet, Salat-u Selam, Tekbîr, Mersiye
b) Usullü okunanlar: Cumhur, Tevşîh ve Tesbîh gibi İlahi türleri

B. Tekke mûsikîsi (özelliği saz eşliğiyle de icra edilebilmesidir)
a) Usulsüz okunanlar: Na't-i Peygamberi ve Durak
b) Usullü okunanlar: Ayîn-i Şerif (Mevlevî), Ayn-i Cem ve Nefesler (Bektaşî) ve Zikir İlahileri (Arapça güfteli olanlarına Şuğl denir)

C. Hem camide, hem tekkede okunan dinî mûsikî formları
a) Usulsüz okunanlar: Kur'an-ı Kerîm ve Mevlid-i Şerif
b) Usullü okunanlar: Her türlü ilahiler
c) Kısmen usullü, kısmen usulsüz okunan : Miraciyye gibi.


■タサッウフのタリーカの修行の儀式にかいま見える音楽的な要素

タサッウフ→トルコ語でTasavvuf、英語でSufism、タリーカ→教団

トルコのアナトリア半島の古都コンヤに本拠地を置くメヴレヴィー教団の修行の儀式セマsemaは音楽に彩られている

葦の笛ネイney、やかんのような形をしていて2つ一組で使う太鼓クデュムKudümを使用

その音楽アーイーンayin , Ayîn-i Şerif の音楽様式は実のところオスマン帝国の宮廷音楽の様式が同じ。

モロッコの街マラケシュのアイッサウア'Aissaouaのスーフィーの儀式


チシュティー教団の音楽:カッワーリーのヌスラット・ファテ・アリ・ハーンの歌謡→インド的。少なくともメヴレヴィー教団のものは様式が異なる

パキスタンのカッワールAziz Mian(1942-2000)のものも良かった。素晴らしい音楽。


■イスラーム圏、イスラーム世界、イスラム諸国の音楽
→広すぎてひとつの音楽様式として考えるのは無理。

セネガルの吟遊詩人グリオがハープリュートであるコラをつまびきながら歌う歌(高い声から低い声へと下降する旋律)と、インドネシアのジャワ島で行なわれる青銅で出来た銅鑼や鉄琴(青銅製なので青銅琴というべきか)の大合奏(ガムランgamelanの音楽)は音楽としてあまりにも異なる

良く分らないがすごくおおざっぱに言うと、

・西アフリカの様式(セネガルやマリやナイジェリア←ナイジェリアのものをこれにまとめて良いのかという疑問あり)
・北アフリカの様式→古典音楽は西アラブ古典音楽と東アラブ古典音楽に分かれる。ナイル川を遡っていくと出合えるヌビア人の音楽・スーダンの音楽はアフリカ的な要素が強く、アラブ音楽とは異なるのでここに含めてよいのか疑問
・中東?の様式→アラブ・トルコ・イラン。いわゆる日本人が「イスラム音楽」として思い浮かべるのはこの地域の音楽?北アフリカ・中央アジアの音楽と関連有り。アラブの音楽というと北アフリカの音楽と重なる部分が出てくる。アラビア半島の扱いをどうするか
・インドの様式→パキスタンやアフガニスタンやインド北西部のムスリムの音楽。インド亜大陸の音楽と様式的には同じ。聞いてみるとこれはインドの音楽であって、ヒンドゥー教徒のものとそっくりで、アラブ・トルコ・イランのものとは様式が異なる
・中央アジアの様式→古典音楽しか知らない。ウズベキスタン・タジキスタンの古典音楽(ブハラの街などに伝承)であるシャシュマコーム[6つのマコーム]、中国新疆ウイグル族自治区のオンイッキムカム[12ムカム]
・東南アジアの様式:インドネシアのジャワ島のガムランの音楽など。大中小各種の銅鑼の音楽という面は仏教国タイやヒンドゥー教の島バリ(インドネシア)の音楽と同じ。

セネガル・ガンビア・マリの吟遊詩人グリオのコラをつまびく音楽は似た様式に思える。フルベ(フラニ)の音楽はどうする?西アフリカにまとめる?ナイジェリアの音楽をどうしよう。「セネガル・ガンビア・マリの吟遊詩人グリオのコラをつまびく音楽」と同じと言ってしまって良いのか?

西アフリカの太鼓ジェンベ

北アフリカ:モーリタニアの女性歌手Ouleya Mint Amartichittの音楽(モーリタニアの古典音楽?)はアラブ古典音楽とは異なると思う。アラブ古典音楽的な要素も感じるがアフリカ的な要素も強い。

ベルベル人は独自の様式の音楽がある?良く知らない。

モロッコの黒人系のグナワの音楽。

北西アフリカ(マグリブ諸国)の古典音楽はアンダルス音楽(アンダルース音楽)と呼ばれる→アッバース朝時代のバグダードの宮廷音楽が音楽家ズィルヤーブによってスペイン南部のアンダルース地方にもたらされて発展→後に地中海を隔てた対岸のマグリブ諸国に。マグリブ諸国の古典音楽というより、これは都市の音楽だからモロッコのフェスの音楽・アルジェリアのトレムセンの音楽・チュニジアのチュニスの音楽などといった方が良いかも。大体同じだが、少しづつ異なる

スペイン南部の舞踊フラメンコに見えるイスラム音楽の要素

北東アフリカのエジプト・カイロの古典音楽は実のところ、シリアのダマスカスや同じくシリアのアレッポやイラクのバグダードの古典音楽と同様のもの。更に言えばこういった街はかつてオスマン帝国に支配されていたので、イスタンブールやエディルネ(トルコ)に伝わるトルコ古典音楽と様式的にかなりの部分共通している

エジプトのナイル川を遡って出会うヌビア人の音楽はアラブ音楽とは異質に思えるアフリカ的な要素(アフリカ的な要素、という言葉を使うのは良くないかも知れない、モーリタニアのOuleya Mint Amartichittの音楽に見える「アフリカ的な要素」とヌビア人の音楽に見える「アフリカ的な要素」を同じにしてしまって良いのか)が見える。スーダンにまでいくと五音音階が…スーダンのポップスはまるで日本の演歌のよう。

東アフリカ、タンザニアのザンジバル島のターラブ。アラブ音楽の要素とアフリカ的な要素とインド洋?の要素が混じったような感じを受けた

ソマリアの音楽:良く知らない

アラビア半島・湾岸諸国の黒人の音楽?には東アフリカやインド洋の要素が見られるという

イラクで使われるリズム周期イーカーアートには一部湾岸諸国由来のリズムが含まれるという。ショーバーニーアと呼ばれるものは東アフリカ海岸地域のものとまったく同じだという

イエメンの音楽の独自性。イエメンの音楽はアラブ音楽として扱われているがサヌアの歌を聞いてみると確かにアラブ音楽の要素も感じるが(楽器ウード使ってたりするし)独自のものも感じる

イランの古典音楽←アゼルバイジャンの古典音楽ムガームはイランの古典音楽とそっくり

北インド古典音楽。ヒンドゥスターニー音楽。この音楽にはムスリムが関わっているが、イランの音楽ともアラブの音楽ともトルコの音楽とも様式が異なり、インド的なもの。ヒンドゥー教徒の南インド古典音楽(カルナータカ音楽)からラーガを貰ってくることがある。(ラーガ:ヒンドゥスターニー音楽においてより正確にはラーグ。)

バングラデシュの吟遊詩人バウルの音楽

中国の回族は独自の音楽を持っているのだろうか?

インドネシアのアチェの音楽。聞いてみたら、ジャワの音楽とかなり違っていて、アラブ・イスラーム的な雰囲気を強く感じる。

フィリピンのスールー諸島の音楽。ゴング(銅鑼)の音楽でジャワやタイやビルマの音楽などとまとめられると思う。

インドネシア、スンダのガムラン・ドゥグン。カチャピ・スリン。トゥンバン・スンダ。

インドネシアのジャイポンガン。ダンドゥット。

改定履歴
2010/04/20
語句修正
イスラーム音楽の内実が良く分らない→イスラーム音楽の意味が良く分らない

テーマ : 民族音楽
ジャンル : 音楽

ウード奏者シェリフ・モヒエッディン

バグダードで活躍したウード奏者シェリフ・モヒエッディンについて調べてみた。

アラブ音楽CDのパストラル・レコード
ソロ・アデル・サラマー
アデル・サラマー
http://www.arab-music.com/pas003.html
では
~今世紀前半にイスタンブールとバグダッドで活躍し、以後のウード音楽に決定的な影響を与えたトルコ人シェリフ・モヒエッディン~

ウードの魅力 - ソロ・アデル・サラマー ライナーノート
http://www.arab-music.com/pas003bl.html
では

~バグダッドでは、シェリフ・モヒエッディンに師事したウード奏者が続々と輩出し、今世紀半ばから後半にかけて、無伴奏のタクスィームを中心とした、独自の芸術を発展させた~

おそらくMuhi al-Din?

Muhī ad-Dīn?

アラビア文字では以下になるのかな?

محي الدين

樋口美治・ナダ「都市に伝わる歌唱形式『イラキマカーム』」(アラブの音文化 グローバルコミュニケーションへのいざない、スタイルノート、2010年)
では
~イラク王家のメンバーで、メッカのアミールのトルコ人妻の息子として1892年イスタンブールで生まれたムヒー・アルディーン・ハイダル~

Haidar?
Haydar?

al-Sharif Muhi al-Din Haydar?
Sharif Muhi ud-din Haydar?

-----------------------------------
http://en.wikipedia.org/wiki/Mohy_al-Dinによると
Mohy al-Din, (Arabic: محي الدین ‎) is a male Muslim name composed of the elements Muhyi, meaning reviver and ad-Din, meaning of the faith.

ムヒーは英語でreviverの意とのこと。これは
英辞郎
http://eow.alc.co.jp/reviver/UTF-8/
によれば
「復活させる人、刺激性飲料、色揚げ剤」の意とのこと。これは他動詞revive から来ている語?

他動詞reviveは英辞郎によれば
http://eow.alc.co.jp/revive/UTF-8/
1.〔死者を〕生き返らせる、蘇生させる
2.〔主に危篤状態の人の〕意識を回復させる
3.〔死んだような状態の物事を〕復活させる、よみがえらせる、復興させる
4.〔記憶などを〕よみがえらせる、〔忘れ去られたものを〕呼び起こす

ということでムヒーアッディーンで「信仰の復活者」「宗教の復活者」といった感じの意味になるのかな?

---------------------------------------
2010/04/12追記
Wikipedia「アッラーフの99の美名」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%95%E3%81%AE99%E3%81%AE%E7%BE%8E%E5%90%8D
(2010/04/12閲覧)によれば
المحيى Al-Muhyiはアッラーの99の美名のひとつで「生命を与える者」の意とのこと。

東京外国語大学アラビア語専攻 ◆アラビア語別館◆
名前辞典
アッラー 99の美名
http://www.tufs.ac.jp/common/fs/asw/ara/2/words/name/99.htm
によれば
اَلْمُحْيِي アル・ムフイー  は、「生を与える、生きるものにする」の意とのこと。
---------------------------------------

アラブ人の名前の作り方
http://www.tufs.ac.jp/common/fs/asw/ara/2/words/name/name_info.htm
によると
Al-Dinが付く名前は「その人物の功績、権威を讃えてつけられるタイプの名前」とのこと。
そしてこれはラカブ(laqab)とのこと。

~ラカブは敬称のことで、その人物の功績や権力を讃えてつけられたり、その人の身体的特徴をもとにつけられたりします~

シェリフは

http://ameblo.jp/nirenoya/entry-10194754920.html 
によれば

Sharīf [ シャ ' リーフ ] は名前でなく “称号” で、ムハンマドの子孫で “ファーティマ” の系譜の者が名乗ります。

とのこと。

シャリーフ政権によるメッカ支配と国際関係 : バフリー・マムルーク朝期を中心に
太田 啓子OTA Keiko
お茶の水女子大学大学院博士後期課程
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004854320
によれば

~当時メッカの支配勢力は、預言者ムハンマドの子孫であるシャリーフによる政権であった~

Lahore Diary
マザーレ・シャリーフ
http://koidelahor.exblog.jp/8633854/
によれば

~念願のマザーレ・シャリーフ(略してマザール)に行ってきた。アフガニスタンの北辺バルフ州の州都である。マザールは廟、シャリーフは高貴なという意味で~

Wikipedia「フサイン・イブン・アリー (マッカのシャリーフ)」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC_(%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AB%E3%81%AE%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%95)によれば(2010/04/11閲覧)
~当時、マッカを中心とするヒジャーズはオスマン帝国支配下にあって半自治的な位置づけにあった。ヒジャーズを支配するのがシャリーフで、一般にはイスラームの預言者ムハンマドの子孫のことをいうが~
------------------------
イスタンブール:イスタンブル:Istanbul:İstanbul
バグダード:Baghdad
ウード:Oud:'ud:al-'ud
イラク:Iraq

改定履歴
2010/04/12
المحيىについて追記

関連記事
Şerîf Muhiddîn TARGAN (1892-1967)
http://minzokuongaku822.blog122.fc2.com/blog-entry-124.html

テーマ : 民族音楽
ジャンル : 音楽

ムワッシャハの意味

ムワッシャハとは、と言うことで調べてみた。

(注:主に西尾哲夫 堀内正樹 水野信男 編「アラブの音文化 グローバルコミュニケーションへのいざない」スタイルノート、2010年 由来の情報です)


ムワッシャハ:元来は、アラブ古典詩の形式で、イスラム時代のアンダルス(スペイン)で発展した複雑な韻を踏んだ文語の詩の形式を表す。東アラブ地域では、ムワッシャハは、タフトの伴奏による古典詩の歌唱の形式を意味し、バシュラフやサマーイーといった器楽曲を挿入して構成される。今日でも、東アラブ地域では、新たなムワッシャハも創作演奏されている。

~イラクの伝統音楽は、マダニー(都市の音楽)、リーフィー(田舎の音楽)、バダウィー(砂漠のベドウィンの音楽)に大別される。マダニーはアッバース朝期のバグダードを中心として形成されたアラブ音楽理論を基にして今日に継承されたもので~古典詩の斉唱ムワッシャハ~を示し、バグダードを中心にモースル、バスラなどイラクの大都市に伝わる古典音楽である~

樋口美治・ナダ「都市に伝わる歌唱形式『イラキマカーム』」(アラブの音文化 グローバルコミュニケーションへのいざない、スタイルノート、2010年、所収)より
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・アンダルス、Andalus、アル=アンダルス(アラビア語:الاندلس, al-Andalus)
・ムワッシャハ、Muwashshah、muwaššah、(アラビア語: موشّح, 意味は英語でgirdledとのこと。girdledはgirdleに関係する言葉? girdleは、ガードル、腰帯の意。複数形 muwāshshahāt موشـّحات あるいは tawāshīh تواشيح)
・バシュラフ、bashraf、(アラビア語: بشرف )、Bashraf (複数形: Basharef)→トルコではペシュレヴ、(トルコ語:Peşrev)
・サマーイー、Sama'i(Samai、複数形:Sama'iyyat)
・イスラム、イスラーム、اسلام ,islām
・スペイン(英語:Spain、スペイン語:España)
・イラク、Iraq、(アラビア語:العراق ,al-‘Irāq ,アル=イラーク)
-------------------------------------------------
~アンダルシア音楽で歌われる詩は、作られた時代と形式に応じて「シウル」「タウシーフ」「ザジャル」「バルワラ」の四種類に分類される~

タウシーフ:アンダルシア時代に作られた韻律規則による詩。別名ムワッシャハ。

~歌詞(サヌア)を構成する第二のカテゴリーは「タウシーフ」(または「ムワッシャハ」)と呼ばれるもので、十一世紀ごろにアンダルシアの地で考案された、旧来のアルードとは異なる新たな韻律規則に則って作られた詩である。アンダルシア詩と呼ぶこともある~

堀内正樹「アンダルシア音楽のしくみ」(アラブの音文化 グローバルコミュニケーションへのいざない、スタイルノート、2010年、所収)より
------------------------------------------------
・タウシーフ、tawsih
-------------------------------------------------
ムワッシャフ:歴史的には、中世スペインのアンダルシア地方で展開した、有節・押韻のアラブ古典詩や、またその詩を歌詞とするアラブ古典歌謡をさす。現代アラブ世界では、マグリブ諸国に、それを伝承したと推測される歌謡形式がのこっている。他方、シリアやレバノンなどマシュリク諸国にも、都市歌謡としてのムワッシャハが流布しているが、それと中世スペインのムワッシャフとの歴史的関連性は確認されていない。

座談会1 アラブ音楽入門 -マカームとは何か?イーカーウとは何か?(アラブの音文化 グローバルコミュニケーションへのいざない、スタイルノート、2010年、所収)より
--------------------------------------------------
・マグリブ、(アラビア語: مغرب , بلدان المغرب , Maghrib , Maghreb )
・マシュリク、(アラビア語:مشرق , Mashriq , Mashreq , Mashrek)
・シリア、Syria、(アラビア語: سورية‎ , sūriyya あるいは سوريا , sūryā)
・レバノン、(英語:Lebanon、フランス語:Liban、アラビア語:لبنان , Lubnān , ルブナーン)
--------------------------------------------------
~このアレッポの伝統は、現在、東アラブで古典と見なされている音楽や歌謡とほぼ重複し、今の世代に伝えられているレパートリーは十九世紀後半から二十世紀前半にかけて東アラブ地域の都市、特にカイロやアレッポで成立した。器楽曲の代表はサマーイー、声楽曲の代表はムワッシャフなどがあり~

飯野りさ「アレッポの伝統に基づく東アラブの古典的マカーム現象入門」(アラブの音文化 グローバルコミュニケーションへのいざない、スタイルノート、2010年、所収)より
-------------------------------------------------
・アレッポ、(Aleppo(Halab)、アラビア語: حلب‎ ['ħalab], トルコ語: Halep)ハラブは「新鮮な乳」の意味。
-------------------------------------------------
~マカームとは音楽用語としては通常、旋法と翻訳されるアラビア語である。単旋律のアラブ音楽には旋律を構成している音のなかに旋律形成の秩序が存在し、その秩序を内包し、個別に具体化しているラーストやバヤーティーなどの名称をもつ個々の旋法を、一般にはマカームと呼んでいる。それゆえ、マカーム的旋律、すなわちマカーム的音の秩序の影響下で成立している旋律に慣れ親しんでいる聴者たちは、その秩序を意識的であれ無意識であれ認識しており、さらにはその秩序に基づいた旋律を美しいと感じる感性、すなわち美意識を共有している。アレッポではこの美意識の土台を、世俗歌謡レパートリーの中核であるムワッシャフが提供していた~

~アレッポを代表するアラビア語の世俗歌謡ムワッシャフ~

~ムスリムの伝統と歌謡文化の基礎としてのムワッシャフ~

~アレッポの歌謡文化は、シリア、レバノン、パレスチナ、そしてエジプトを含む東アラブ地域の都市の伝統に属している。この地域、特にカイロやアレッポでは十九世紀後半から二十世紀前半にかけて、器楽および声楽の即興演奏と固定旋律の曲を組み合わせて演奏するワスラという組曲形式が楽しまれ、アレッポはムワッシャフというアレッポ特有といわれている歌を多く組み込むことで有名であった~

~このワスラの伝統は基本的に世俗歌謡に属するが、宗教歌謡にはファスルという器楽伴奏を伴わない歌のみによる類似した組曲形式があり~どちらの形式においても、もっとも重要な歌のレパートリーはムワッシャフであり~

~厳密には世俗歌謡であるものの、マカーム概念習得の基本と見なされていたムワッシャフが宗教歌謡の場においても重視されていた点は~

~ムワッシャフの伝承は、師匠から弟子へのレパートリーの口頭による伝授という形態でおこなわれ、完全に記憶することが求められた~

~マカーム的音の秩序の基本とされているムワッシャフを大量に記憶することは、歌い手がその秩序を聴覚的な意味で身体化することを意味し~

~ムワッシャフは詩としては基本的に二句一行で、四行一節を一単位とした詩型をもち、古典詩の韻律リズムを用いているものも多い~

~しかしアレッポのムワッシャフは詩である以上に基本的に歌であるため、詩の形式は使用旋律の構成と強く関連付けられている~

~詩行には名称があり、第一行目と第二行目をダウル、第三行目をハーナ、第四行目をギターゥという~

~ダウルは同じ旋律で歌い、ハーナでクライマックスを作るために、別の、しばしば、ダウルよりも高い音域で旋律が展開し、ギターゥでダウルと同じか類似した旋律に戻り終止する、一般には二部形式(AABA構造)と呼ばれる構造をしていることが多い~

~ムワッシャフには十四拍子や十七拍子といったより凝ったリズム系を使用する例もあり~

飯野りさ「共有されるマカーム美意識 -アレッポの事例」(アラブの音文化 グローバルコミュニケーションへのいざない、スタイルノート、2010年、所収)より
--------------------------------------------------------------
・マカーム、アラビア語:مقام , ラテン文字転記:maqām , マカーム)
・ラースト、(アラビア語:راست , Rast )
・バヤーティー、(アラビア語:بياتي , Bayati )
・パレスチナ、Palestine、Palestina、(アラビア語:Arabic: فلسطين‎ , Filasṭīn , Falasṭīn , Filisṭīn , フィラスティーン)
・エジプト、Egypt
・カイロ、Cairo、(アラビア語:القاهرة , al-Qāhira , カーヒラ)
・ワスラ、waslah、wasla(アラビア語: وصلة‎ , 複数形: وصلات , waslāt)

テーマ : 民族音楽
ジャンル : 音楽

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